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「次の温泉旅行どこに行こう」「一人旅で行ける気軽な温泉地が知りたい」「家族で楽しめる温泉地はどこ?」「カップルで行きたいロマンチックな温泉は?」と検索したことはありませんか?
温泉地を選ぶときって、泉質も大事ですが、それ以上に「誰と・どんな目的で行くか」で、合う温泉地が変わってくるんですよね。一人旅でしっとり湯めぐりを楽しみたいときと、子供連れで家族旅行を楽しむときでは、選ぶべき温泉地はまったく違います。
この記事では、温泉ソムリエ取得者である私・湯守みなとが、一人旅・家族旅行・カップル旅行の3シーン別に、おすすめの温泉地9選とそれぞれの選び方の視点を解説します。
「自分の旅のスタイルに合った温泉地を選びたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
※当サイトは、温泉ソムリエ取得者の個人ブログです。勉強した内容や実体験やリサーチを基に正確な情報を心がけていますが、私の認識がもしかしたら間違っている部分もあるかもしれません。私個人の主観も含まれる点をご承知おきください。また、温泉地に「優劣をつける」というスタンスはとっていません。あくまで「このシーンの代表として湯守みなとが注目している温泉地」を紹介しています。
- シーン別に温泉地を選ぶ意味と視点
- 一人旅におすすめの温泉地3選と選び方
- 家族旅行におすすめの温泉地3選と選び方
- カップル旅行におすすめの温泉地3選と選び方
- シーン別の温泉地選びで失敗しないコツ
シーン別に温泉地を選ぶ意味|温泉ソムリエ視点
本題の9温泉地に入る前に、大事な前提を整理しておきます。それは、温泉地選びは「泉質」だけでなく「シーン」で考えるとうまくいくということです。
当サイトでは普段、泉質や成分を軸に温泉地を紹介していますが、実は同じくらい大切なのが「その温泉地は、どんな旅のスタイルに合うのか」という観点です。たとえば、こんなふうに考えてみてください。
- 一人旅→ 一人歓迎の宿の有無・湯めぐり文化・温泉街の散策性・治安・アクセス
- 家族旅行→ 子供OKの宿・部屋風呂や貸切風呂・周辺観光・食事の選択肢
- カップル旅行→ プライベート感・絶景・グルメ・ロマンチックな雰囲気
同じ温泉地でも、一人旅では最高でも家族旅行には向かないこともあります。逆に、家族で行くと楽しい温泉地でも、カップルで行くと「他の家族連れが多くてロマンチックさに欠ける」と感じることも。シーンに合った温泉地を選ぶことが、温泉旅の満足度を大きく左右します。
本記事では、湯守みなと的に「このシーンならまずここを知ってほしい」と思う温泉地を、シーンごとに3つずつ厳選してご紹介します。
一人旅におすすめの温泉地3選
まずは一人旅。「一人で湯めぐりを楽しみたい」「静かに自分の時間を過ごしたい」という方向けに、湯守みなとが選ぶおすすめの温泉地を3つ紹介します。
一人旅の温泉地選び|湯守みなとの視点
一人旅の温泉地選びで大事だと思う視点は、
- 一人歓迎の宿がある(一人泊プランが充実している)
- 湯めぐり文化がある(複数の浴場・外湯・立ち寄り湯がある)
- 温泉街が散策しやすい(徒歩でも観光できる、治安が良い)
- 食事の選択肢がある(一人でも入りやすい飲食店、宿の一人客対応)
これらの観点で選んだ3つの温泉地です。
① 黒川温泉(熊本)|入湯手形で楽しむ里山の湯めぐり
まず、一人旅で最初におすすめしたいのが熊本県の黒川温泉です。阿蘇山系の麓、田の原川沿いに約30軒の旅館が点在する里山の温泉地で、泉質が多く温泉ソムリエ的にも非常に魅力的な場所です。黒川温泉は僕も訪れたことがありますが、山の中に忽然とあわれる集落のような感じで雰囲気が最高です。
黒川温泉の最大の魅力は、「入湯手形」という名物の湯めぐり文化。1枚購入すると、参加旅館の中から3軒の露天風呂を巡ってスタンプを集めていくシステムで、一人でも気軽に複数の宿の湯を体験できます。温泉ソムリエ取得者として、宿によって違う泉質を比較できるのは最高に勉強になる体験です。
泉質も多彩で、温泉ソムリエ10泉質中7種類が小さなエリアに凝縮しています。塩化物泉・硫黄泉・硫酸塩泉など、1日で異なる泉質をハシゴできる贅沢な温泉地です。
里山の景観も美しく、夜は温泉街全体がしっとりとした和の雰囲気に包まれます。一人旅でも違和感なく溶け込める、ゆったりとした空気感が魅力です。
黒川温泉(熊本県阿蘇郡)
阿蘇山系の麓、田の原川沿いに約30軒の旅館が点在する里山の秘湯。入湯手形で1日3軒の露天風呂を巡れる名物の湯めぐり文化が魅力。温泉ソムリエ10泉質中7種類が楽しめる多成分温泉エリアで、一人旅でも気軽に複数の宿の湯を体験できます。僕が泊まったのは洞窟風呂のある『新明館』で最高でした。
楽天トラベルで宿を見てみる →② 城崎温泉(兵庫)|浴衣で外湯7軒巡り
次におすすめは、兵庫県北部の城崎温泉。柳並木と石畳の温泉街を、浴衣姿で外湯巡りができる、一人旅にぴったりの温泉地です。
城崎温泉の名物は、7つの外湯(さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯)を巡る湯めぐり文化。宿に泊まると「外湯めぐり券」がもらえて、宿泊期間中に7軒すべてに無料で入れます。一人でも、浴衣に下駄姿で温泉街を散策しながら湯めぐりを楽しめる、ぼく的にもとっておきの温泉地です。
例えば泉質はナトリウム-カルシウム-塩化物・高温泉。塩化物泉系のキャラクターで、温泉ソムリエ的には「熱の湯」(湯冷めしにくい)系統。外を歩いいても体がポカポカして気持ちいい。柳の枝が揺れる温泉街の風情と、外湯7軒それぞれ違う雰囲気の浴場を巡る楽しさは、一人旅ならではの贅沢な体験です。
志賀直哉『城崎にて』の舞台としても知られる、文豪が愛した温泉地。静かに本を読みながら過ごす一人旅にも最適ですね。
城崎温泉(兵庫県豊岡市)
柳並木と石畳の温泉街を浴衣姿で散策できる、一人旅の名所。7つの外湯(さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯)を巡る湯めぐり文化が魅力です。志賀直哉『城崎にて』の舞台としても知られる文豪の愛した温泉地で、ナトリウム-カルシウム-塩化物高温泉の『熱の湯』が楽しめます。
楽天トラベルで宿を見てみる →③ 別府温泉(大分)|八湯巡りで温泉のデパートを満喫
そして、一人旅で「ガッツリ温泉に浸かりたい」「色んな泉質を一気に体験したい」という方にはやはり別府温泉(大分県)が最適です。日本一の源泉数・湧出量を誇る大温泉街で、別府八湯それぞれが違う個性を持っています。
別府温泉の見どころは、「別府八湯」(別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川)と呼ばれる8つのエリアそれぞれが違う泉質キャラクターを持つこと。温泉ソムリエ10泉質中7種類が湧出するとされ、別府市内だけで湯めぐりが完結します。一人で1日かけて「○○湯はこんな感じ、△△湯はあんな感じ」と泉質の違いを比較できる、温泉ソムリエ取得者にとっては学びの宝庫です。
有名な「地獄めぐり」(海地獄・血の池地獄など)も観光資源として豊富で、一人でも飽きずに過ごせます。グルメも豊富で、地獄蒸し料理など、別府ならではの食体験も。人は多いですが、多いがゆえに一人客でも全然目立つことがなく気兼ねなく動き回れます。アクセスもJR別府駅から各エリアへバスや車で簡単に移動でき、一人旅の機動力を活かせる温泉地です。
別府温泉(大分県別府市)
日本一の源泉数・湧出量を誇る大温泉街。別府八湯(別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川)それぞれが違う泉質キャラクターを持ち、温泉ソムリエ10泉質中7種類が湧出します。一人旅で1日かけて泉質の違いを比較体験できる、温泉好きにとって学びの宝庫の温泉地です。
楽天トラベルで宿を見てみる →家族旅行におすすめの温泉地3選
続いて家族旅行。「子供連れでも楽しめる温泉地」「三世代旅行で全員が楽しめる場所」という方向けの温泉地を3つご紹介します。
家族旅行の温泉地選び|湯守みなとの視点
家族旅行の温泉地選びで湯守みなと的に大事だと思う視点は:
- 子供OKの宿が充実(子連れプラン・キッズメニュー)
- 部屋風呂・貸切風呂がある(乳幼児がいる場合は特に)
- 周辺に子供向け観光スポットが豊富(温泉以外の楽しみ)
- 食事の選択肢が広い(子供向けメニュー、レストランの多様性)
- 泉質はマイルド系が安心(強酸性・強硫黄など刺激の強い湯は避ける)
強酸性・強硫黄系の温泉地(玉川温泉・草津温泉などフルパワー系)は、子供の肌には刺激が強いことも。家族旅行では、単純温泉・塩化物泉系などのマイルドな泉質を中心に選ぶのが安心だと思います。
① 鬼怒川温泉(栃木)|子供大喜びのテーマパーク群
家族旅行の大本命と言えるのが、栃木県の鬼怒川温泉。子供連れでの温泉旅行を完全網羅する、関東屈指のファミリー向け温泉地です。
鬼怒川温泉の魅力は、温泉だけでなく周辺にある子供向けテーマパーク群。東武ワールドスクウェア(世界の建造物のミニチュア)、日光江戸村(江戸時代の街並み再現テーマパーク)、日光東照宮など、子供から大人まで楽しめる観光施設が密集しています。「温泉だけだと子供が飽きる」という心配がない、家族旅行に理想的な立地です。
泉質は(弱)アルカリ性単純温泉。pH8〜9のアルカリ性で、湯ざわりがツルツルする「美人の湯」系。単純温泉ベースなのでやさしい・家族向けです。ただし湯上がりは乾燥しやすいので保湿を忘れずに。肌が弱い方や小さなお子さんは長湯を控えめに入りましょう。家族旅行にぴったりの湯。
東京から東武スペーシアで2時間程度というアクセスの良さも、家族旅行には大事なポイント。ボックス席を予約できるので、電車好きにはたまらないです。三世代旅行にも対応しやすい温泉地です。
鬼怒川温泉(栃木県日光市)
関東屈指のファミリー向け温泉地。(弱)アルカリ性単純温泉の『美人の湯』系で、子供から高齢者まで安心して入れる泉質です。東武ワールドスクウェア・日光江戸村・日光東照宮など子供向け観光スポットが豊富で、東京から特急で2時間程度というアクセスの良さも家族旅行に最適です。
楽天トラベルで宿を見てみる →② 熱海温泉(静岡)|駅前から楽しめる手軽さ
続いては、静岡県の熱海温泉。東京から新幹線で約45分という驚異的なアクセスの良さと、駅前から温泉街・海・観光スポットが密集する利便性が、家族旅行向けに大きな強みです。
熱海温泉は、徳川家康も愛した1500年以上の歴史を持つ古湯。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉を中心に、塩化物泉系の「熱の湯」キャラクター。温泉ソムリエ的にもマイルドで子供にも優しい泉質です。
家族で楽しめる観光スポットも豊富です。
- 熱海サンビーチ:夏は海水浴も楽しめる
- MOA美術館:絶景の山頂美術館で子供向けプログラムも
- 熱海花火大会:年間複数回開催される夏の風物詩
- 来宮神社:樹齢2100年の大楠
新幹線で気軽にアクセスでき、温泉以外の観光も楽しめる、家族旅行にちょうどよい距離感の温泉地です。
熱海温泉(静岡県熱海市)
徳川家康も愛した1500年以上の歴史を持つ古湯。東京から新幹線で約45分の抜群のアクセスで、駅前から温泉街・海・観光スポットが密集。カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉のマイルドな泉質で、子供から高齢者まで安心して楽しめます。熱海サンビーチ・MOA美術館・熱海花火大会など、家族旅行にぴったりの観光資源も豊富です。
楽天トラベルで宿を見てみる →③ 道後温泉(愛媛)|日本最古の温泉文化を体験
少し遠出する家族旅行なら、四国・愛媛県の道後温泉もおすすめ。日本書紀にも登場する日本最古級の温泉で、3000年以上の歴史を持つ古湯です。
道後温泉の家族旅行向けの強みは、「温泉×歴史×文化」が一度に楽しめること。子供の社会科の勉強にもなる松山城、夏目漱石『坊っちゃん』の世界観を体験できる坊っちゃん列車、道後温泉本館(国指定重要文化財)など、温泉と歴史観光が一体になっています。
泉質はアルカリ性単純温泉(pH9前後)。湯ざわりがツルツルで、単純温泉ベースなので優しい温泉です。高いpHは皮脂や汚れを溶かす性質で、古い角質を落としてスベスベに整える美肌の湯です。ただし、湯上がりに乾燥しやすいので保湿を忘れずに。皮膚の薄い小さな小や高齢者は長湯は避けましょう。詳しくは温泉ソムリエ大全の泉質別おすすめの温泉地10選でも単純温泉の代表として紹介しています。
松山空港から松山市内へのアクセスも良く、飛行機で行く家族旅行にも適しています。
道後温泉(愛媛県松山市)
日本書紀にも登場する日本最古級の古湯。3000年以上の歴史を持ち、アルカリ性単純温泉(pH9前後)の『美人の湯』が楽しめます。子供の肌にも優しい泉質で家族旅行に最適。松山城・坊っちゃん列車・道後温泉本館(国指定重要文化財)など、温泉と歴史観光が一体になった家族向けの温泉地です。
楽天トラベルで宿を見てみる →カップル旅行におすすめの温泉地3選
最後にカップル旅行。「二人で過ごすロマンチックな時間」「記念日の特別な温泉旅」という方向けに、3つの温泉地を厳選しました。
カップル旅行の温泉地選び|湯守みなとの視点
カップル旅行の温泉地選びで大事だと思う視点は、
- プライベート感のある宿(貸切風呂・部屋風呂・大人限定宿)
- 絶景・景観の美しさ(温泉街の風情、自然の景色)
- グルメが充実(地元食材を使った懐石料理、食事の楽しみ)
- ロマンチックな雰囲気(夜の温泉街、ライトアップ)
- 記念日対応の宿サービス(誕生日・記念日プラン)
これらを満たす温泉地として、以下の3つをピックアップしてみました。
① 由布院温泉(大分)|プライベート感の高い貸切風呂宿
カップル旅行の大本命と言えるのが、大分県の由布院温泉(湯布院温泉)。九州の温泉地の中でも大人気観光地でとても賑やかです。一方で、特にプライベート感の高い高級旅館・貸切風呂宿も充実していることで知られています。
由布院温泉の魅力は、由布岳を望む絶景と、洗練された貸切風呂宿の集積。格式の高い亀の井別荘・玉の湯・山荘無量塔などの老舗高級旅館をはじめ、客室露天風呂付き・貸切風呂が完備された宿も多く、カップルだけのプライベート空間で温泉を楽しめます。
泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉などマイルド系が中心。温泉ソムリエ的には「美人の湯」キャラクターの泉質も多く、二人で美肌効果を楽しめるのもよいですね。
そして由布院ならではの魅力が「由布院グルメ」。地元食材を使った懐石料理、おしゃれなカフェやスイーツショップ、雑貨店が数多く点在する湯の坪街道の散策は、カップル旅行の定番コースです。他の温泉地と比べると圧倒的にお店が多くて飽きません。
由布院温泉(大分県由布市)
由布岳を望む絶景と、洗練された貸切風呂宿の集積で知られるカップル旅行の大本命。亀の井別荘・玉の湯・山荘無量塔などの老舗高級旅館や、客室露天風呂付きの宿が充実し、プライベート空間で二人だけの温泉時間を満喫できます。湯の坪街道の散策、由布院グルメも楽しめる温泉地です。
楽天トラベルで宿を見てみる →② 銀山温泉(山形)|大正ロマンの絶景温泉街
黒川温泉(熊本)も秘境感がありますが、さらに「これぞカップル旅行の温泉街」と思うのが、山形県の銀山温泉です。大正ロマン漂う木造の三層・四層旅館が川沿いに並ぶ絶景の温泉街として、全国的にも知られています。こじんまりとした小さい温泉地ですが、ゆっくりとした贅沢な時間が流れています。
銀山温泉の魅力は、なんといっても夜のガス灯が灯る温泉街の絶景。日が落ちると、川を挟んで並ぶ木造旅館にガス灯の光がともり、明治・大正時代にタイムスリップしたかのような幻想的な雰囲気に包まれます。これは、カップル旅行のロマンチックな思い出として、忘れられない景色になるはずです。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。塩化物泉+硫酸塩泉+硫黄泉という温泉ソムリエ的にも個性豊かな複合泉質。「熱の湯」「美肌の湯」「療養湯」を一度に楽しめる、贅沢なお湯です。
銀山温泉はNHK連続テレビ小説『おしん』のロケ地としても有名で、「能登屋旅館」(国登録有形文化財)など、建物自体が文化財級の宿に泊まれる希少な体験ができます。記念日のカップル旅行にぴったりですね。
銀山温泉(山形県尾花沢市)
大正ロマン漂う木造の三層・四層旅館が川沿いに並ぶ絶景の温泉街。夜になるとガス灯が灯り、明治・大正時代にタイムスリップしたかのような幻想的な雰囲気に包まれる、カップル旅行の名所です。含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉の複合泉質で温泉ソムリエ的にも興味深く、能登屋旅館(国登録有形文化財)など歴史的建造物の宿に泊まれます。
楽天トラベルで宿を見てみる →③ 草津温泉(群馬)|湯畑ライトアップと湯もみショー
そしてカップル旅行で外せないのが、定番・群馬県の草津温泉。日本三名泉のひとつで、温泉街の中心にある「湯畑」のライトアップは、カップル旅行のロマンチックな名物スポットです。
草津温泉の最大の魅力は、湯畑の夜のライトアップ。湯畑から立ちのぼる湯けむりが、夜になると幻想的にライトアップされ、温泉街全体がロマンチックな雰囲気に包まれます。湯畑を囲んで散策しながら、二人で温泉街の風情を楽しめます。さらに、「湯もみショー」という、熱い源泉を木の板でかき混ぜて温度を下げる伝統技は、カップルで観られる名物文化体験です。
泉質は湯畑源泉では、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(pH2.1の強酸性)。「日本三名泉」の名にふさわしい強い殺菌力と、温泉ソムリエ的にも特徴的な「酸性泉」のキャラクターを体験できます。ただし強酸性なので長湯は避け、入浴前後にかけ湯を念入りに行うのが鉄則です。
東京からのアクセスも比較的良く、週末カップル旅行の定番コース。記念日のカップル旅行にも、お手頃価格の旅にも対応できる柔軟性が魅力です。
草津温泉(群馬県草津町)
日本三名泉のひとつ。湯畑から立ちのぼる湯けむりの夜のライトアップが、カップル旅行のロマンチックな名物スポット。『湯もみショー』という伝統文化体験も楽しめます。酸性-塩化物・硫酸塩温泉(pH2.1の強酸性)で、温泉ソムリエ的にも個性豊かな酸性泉のキャラクターを体験できる温泉地です。
楽天トラベルで宿を見てみる →シーン別の温泉地選びで失敗しないコツ
シーン別に9温泉地を紹介してきましたが、最後に「失敗しない温泉地選びのコツ」を整理しておきます。
① シーンと泉質を組み合わせて考える
大事だと思うのは、シーンと泉質を組み合わせて考えること。例えば、
- 家族旅行×子供→ 単純温泉・塩化物泉(マイルドな泉質)
- 一人旅×湯めぐり→ 多成分温泉(別府・黒川など、複数泉質・成分を楽しめる温泉地)
- カップル×美肌→ 炭酸水素塩泉・アルカリ性単純温泉(「美人の湯」系)
「シーン」と「泉質」を両方視野に入れると、温泉地選びの精度が一気に上がります。泉質について詳しく知りたい方は泉質別おすすめの温泉地10選もあわせてご覧ください。
② 宿のタイプも事前にチェック
温泉地が決まったら、次は宿のタイプも事前にチェック。同じ温泉地でも、一人旅向けの宿、家族旅行向けの宿、カップル向けの宿はキャラクターが違います。
- 一人旅→ 一人プラン充実・素泊まりOK・湯めぐり手形対応
- 家族旅行→ 子連れOK・キッズメニュー・貸切風呂あり
- カップル旅行→ 大人限定宿・部屋風呂付き・記念日プラン
③ 季節も考慮する
同じ温泉地でも、季節によって魅力が変わります。
- 春(3〜5月):桜・新緑が美しい時期。鬼怒川・道後・由布院など
- 夏(6〜8月):避暑になる高原温泉が◎。草津・由布院・銀山など
- 秋(9〜11月):紅葉狩り温泉。鬼怒川・黒川・草津など
- 冬(12〜2月):雪見温泉。銀山・草津・黒川など
④ 旅の目的を明確にする
これが最も大事かもしれません。「この旅で何を一番楽しみたいか」を明確にすると、温泉地選びがブレません。
- 湯めぐりを楽しみたい→ 黒川・別府・城崎
- 絶景・温泉街の風情を楽しみたい→ 銀山・由布院
- 観光と温泉を両方楽しみたい→ 道後・熱海・鬼怒川
- 本物の温泉に浸かりたい→ 草津・黒川
よくある質問(FAQ)
一人旅で温泉に行くのは普通ですか?
近年は「お一人様温泉」がブームで、一人旅プランを充実させている宿が増えています。黒川温泉・城崎温泉・別府温泉などは特に一人旅歓迎の宿が多く、湯めぐり文化と相性が良いのでおすすめです。最初は近場の温泉地から始めて、慣れたら遠出するのも一人旅の醍醐味ですね。
乳幼児がいる家族旅行で温泉地選びの注意点は?
3つのポイントがあります。①泉質はマイルド系(単純温泉・塩化物泉系)を選ぶ、②部屋風呂付き or 貸切風呂のある宿を選ぶ(大浴場が難しい年齢でも安心)、③子供向け食事に対応している宿を選ぶ。強酸性・強硫黄系の温泉(草津・玉川など)は、乳幼児には刺激が強いので避ける方が無難です。
記念日のカップル旅行におすすめの温泉地は?
記念日には、「由布院温泉」(プライベート感の高い高級宿)、「銀山温泉」(大正ロマンの絶景温泉街)がおすすめです。記念日プランを用意している宿も多く、特別な日を演出できます。少し近場で気軽に行きたいなら、草津温泉(湯畑のライトアップが美しい)も良い選択肢です。
一人旅と家族旅行・カップル旅行、同じ温泉地でも違いますか?
同じ温泉地でも、宿のタイプ・選ぶプラン・過ごし方が大きく違います。同じ別府温泉でも、一人旅なら別府八湯を巡るアクティブな旅、家族なら大型ホテルで地獄めぐり、カップルなら静かな高級旅館でしっとり、と全く違う楽しみ方が可能です。温泉地を選んだら、次は「自分のシーンに合った宿」を選ぶことが大事です。
温泉地選びで一番大事なポイントは何ですか?
「旅の目的を明確にする」ことだと思います。温泉に浸かりたいのか、観光と組み合わせたいのか、グルメを楽しみたいのか、絶景を見たいのか、本物の温泉文化を体験したいのか。目的が明確になれば、自然と合う温泉地が見えてきます。本記事の各温泉地の解説も、その目的別に整理して書いてあるので、参考にしてください。
まとめ|シーン別の温泉地選び
一人旅・家族旅行・カップル旅行の3シーン別に、湯守みなと厳選の9温泉地と選び方の視点をご紹介してきました。最後にまとめます。
| シーン | 温泉地 | キーテーマ |
|---|---|---|
| 一人旅 | 黒川温泉(熊本) | 入湯手形で里山の湯めぐり |
| 城崎温泉(兵庫) | 浴衣で外湯7軒巡り | |
| 別府温泉(大分) | 別府八湯の多様性 | |
| 家族旅行 | 鬼怒川温泉(栃木) | 子供大喜びのテーマパーク群 |
| 熱海温泉(静岡) | 駅前から楽しめる手軽さ | |
| 道後温泉(愛媛) | 日本最古の温泉文化を体験 | |
| カップル旅行 | 由布院温泉(大分) | プライベート感の高い貸切風呂宿 |
| 銀山温泉(山形) | 大正ロマンの絶景温泉街 | |
| 草津温泉(群馬) | 湯畑ライトアップと湯もみショー |
温泉地選びは「シーン」と「泉質」と「旅の目的」を組み合わせて考えると、後悔の少ない選択ができると思います。温泉旅は、人生の節目の思い出にもなる大切な時間。皆さんの次の温泉旅が素晴らしいものになるよう、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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