※当記事には広告が含まれています。
「温泉地のお土産で入浴剤を買いたい」「家で○○温泉の気分を味わいたい」
そう思っている方に向けての記事です。
ぼくも実家を離れてから、近所のドラッグストアで「日本の名湯」シリーズを買ったり、旅行先のお土産屋さんで湯の花を買って帰ったりしてきました。今でも、温泉地の入浴剤コーナーをのぞくのは旅の楽しみの一つでもあります。
この記事では、温泉ソムリエ取得者である私・湯守みなとが、日本各地の有名温泉地のご当地入浴剤を、温泉ソムリエの視点で紹介します。
切り口は、「その温泉地の泉質・キャラクター(性質)」と「現地で愛されている本物の入浴剤かどうか」の2軸。
現地の老舗が作っている商品・温泉地公認の商品・本物の湯の花など、厳選しています。
もちろん、自分で使うためのお土産や、ご家族・大切な方へのギフトとしても喜ばれるかなと思いますよ。
※当サイトは、温泉ソムリエ取得者の個人ブログです。勉強した内容や実体験やリサーチを基に正確な情報を心がけていますが、私の認識がもしかしたら間違っている部分も含まれるかもしれません。私個人の主観も含まれる点をご承知おきください。
- 有名温泉地10か所のご当地入浴剤と各温泉地の泉質キャラクター
- 「本物の湯の花100%」と「温泉地公認の再現品」の見分け方
- お土産・贈り物として選ぶときの観点
- 家庭で使う際の注意点(追い焚き・浴槽素材など)
温泉地のご当地入浴剤を4段階で整理する
まず、温泉地のご当地入浴剤を選ぶ前提として、「どれくらい本物の温泉に近いか」という観点を整理しておきます。これは別の記事「温泉入浴剤の選び方」でも書いています。
- 源泉から採取した湯の花100%:別府明礬の湯の花(重要無形民俗文化財)、草津湯畑の湯の花など
- 源泉の温泉水を乾燥配合:マグマオンセン別府(海地獄)など
- 現地老舗・温泉地公認の本格再現:有馬温泉観光協会公認の「有馬六湯めぐり」、第一滝本館「滝本の入浴剤」、バスクリン「日本の名湯」温泉地公認シリーズなど
- 雰囲気や見た目重視の再現:温泉地名を冠した一般的な「温泉の素」「バスソルト」など
本記事では、基本的に①〜③に該当するものを中心に紹介します。しかし全国的に店頭ですぐ購入できるのは④(雰囲気や見た目重視の再現)が多いです。④は手軽さと値段のコスパから商品としては悪くなくても「温泉地のキャラクターを表現できているか」という観点では幅があるのと、僕は正直「だいぶ薄い」かなと感じることが多いので、必要な場合だけ補足的に触れます。
補足:③で出てきたバスクリン「日本の名湯」シリーズは、ドラッグストアでも買える全国ブランドですが(そういう意味で④にあたるかもしれないが)、メーカー公式によると「各温泉地で温泉に関わった活動をしている自治体または団体にコンセプト、湯ざわり、色、香り等を品質確認いただき発売している」とのこと。中身は温泉地公認の本格再現派として、当記事では扱いますね。
では、ここから温泉地ごとに見ていきます。地理的に北から南へ並べました!
① 登別温泉(北海道)|地獄谷と5つの泉質・第一滝本館の入浴剤
北海道を代表する温泉地、登別温泉。「地獄谷」と呼ばれる火山活動由来の景観が有名で、温泉好きなら一度は訪れたい名湯のひとつですね。
泉質のキャラクター
登別温泉の特徴は、ひとつの温泉地で9種類もの泉質が楽しめる「温泉のデパート」とも呼ばれること。具体的な9種類は、硫黄泉・食塩泉・明礬泉・芒硝泉・緑礬泉・鉄泉・酸性鉄泉・重曹泉・ラジウム泉(登別温泉公式)。ただしこれは明治時代から続く旧泉質名による分類なので、現行基準で数え直すと7種類になるかなと思います。単純温泉、二酸化炭素泉、含よう素泉以外が揃う、超多彩な温泉地です。
中でも老舗の第一滝本館はそのうち5種類を一度に楽しめる温泉を有しています。公式サイト通りの昔の表記で書くと、「硫黄泉・食塩泉・酸性緑ばん泉・重曹線・芒硝泉」など、源泉によって性格が変わります。一つの温泉地でこれだけ多彩な泉質を持つのは温泉ソムリエ的にも非常に面白いポイントだなあと感じます。登別は1つの場所で異なる泉質の温泉ハシゴができるので、実は僕が最も行きたい場所の1つでもあります。
第一滝本館「滝本の入浴剤」
登別温泉を語る上で外せないのが、第一滝本館。1858年(安政5年)に大工職人・滝本金蔵氏が妻の皮膚病治療のためにこの地に訪れて湯治のための湯小屋を建てたのが始まりとされる、登別温泉発祥の宿です。1500坪の大浴場に35の浴槽、5種類の泉質という、登別温泉そのものを体現するような老舗。
この第一滝本館が販売する「滝本の入浴剤」は、500g・約20回分の大容量ボトルで、登別らしい白く濁ったお湯を家庭で再現します。含有成分は、ミネラル塩・硫酸Na・炭酸Ca・チオ硫酸Naなど(公式表記)。塩化物泉・硫酸塩泉・硫黄泉系の成分が組み合わさった本格的な設計です。
ただし注意点として、公式が明記している通り、ホーロー浴槽では使用不可、追い炊きNGです。家庭の浴槽との相性は事前に確認してから使ってください。使用後はかならず浴槽などを洗い流してください。
第一滝本館 滝本の入浴剤(500g・約20回分)
登別温泉発祥の宿・第一滝本館(1858年創業)が販売するオリジナル入浴剤。ミネラル塩・硫酸Na・炭酸Ca配合で、登別らしい白濁の湯を家庭で再現。500gの大容量ボトルでコスパも◎。
第一滝本館の公式サイトで見る→日本の名湯「登別カルルス」
もうひとつ、登別エリアからはバスクリン「日本の名湯 登別カルルス」(販売名:蝦夷の湯 登別カルルスD-a)が出ています。登別カルルス温泉は登別温泉の少し奥にある単純温泉の名湯で、バスクリンの温泉地公認シリーズ。有効成分は、乾燥硫酸ナトリウム・炭酸水素Na・塩化K・沈降炭酸Ca(公式表記)。湯量・湯質ともに穏やかな登別カルルスらしい優しい設計です。(※ただし、硫黄感はありません。)
登別エリアはカルルス温泉も含めると8種類の泉質となり日本トップクラス。世界でも珍しい温泉です。
日本の名湯 登別カルルス|温泉地公認
バスクリンの「日本の名湯」シリーズから登別カルルス。温泉地公認の本格派で、乾燥硫酸ナトリウム・炭酸水素Naなど登別カルルス温泉の優しい単純泉を再現。湯量・湯質ともに穏やかな登別カルルスらしい設計です。
入浴剤を楽天で見てみる →② 乳頭温泉(秋田)|秘湯七湯・日本の名湯シリーズで温泉地公認
秋田の田沢湖近く、乳頭山の麓に点在する乳頭温泉郷。「鶴の湯」「妙乃湯」「黒湯」「孫六」「蟹場」「大釜」「休暇村」の7つの宿が「秘湯」感のある湯治場として愛されています。
泉質のキャラクター
乳頭温泉郷の特徴は、宿によって源泉が違うこと。例えば鶴の湯温泉には「白湯・黒湯・中の湯・滝の湯」と4種類の源泉があり、それぞれ「子宝の湯」「眼っこの湯」など独自の呼び名で親しまれています。乳白色のにごり湯が乳頭温泉郷の代名詞ですね。泉質でみると、「塩化物泉+炭酸水素塩泉」を共通の土台としながら、源泉によって硫黄成分が加わる複合温泉です。塩化物泉の温まり、炭酸水素塩泉のクレンジング、硫黄泉の本格温泉感を一度に味わえる、贅沢な秘湯と言えます。
日本の名湯「乳頭」|温泉地公認の本格派
乳頭温泉のご当地入浴剤としておすすめしたいのが、バスクリン「日本の名湯 乳頭」。 「温泉地公認」として明示されている本格派の医薬部外品です。
有効成分は、硫酸Mg・炭酸水素Na・乾燥硫酸ナトリウム・塩化K・沈降炭酸Ca(公式表記)。硫酸マグネシウムが筆頭に来るのが特徴で、硫酸塩泉系のキャラクターを軸にしながら、炭酸水素塩泉や塩化物泉の要素も併せ持つ複合設計、と読み解けます。
秘湯感のある乳頭温泉のお湯を家庭で味わうにはこれが一番取り入れやすいかなと思います。(※ただし、硫黄感はありません。)
日本の名湯 乳頭|温泉地公認の本格派
バスクリンの「日本の名湯」シリーズから乳頭温泉版。乳頭温泉組合の温泉地公認入浴剤で、硫酸Mg・炭酸水素Naなど秘湯のミネラルを忠実に再現。家庭で乳頭の湯治気分を楽しめます。
入浴剤を楽天で見てみる →③ 玉川温泉(秋田)|pH1.2の超強酸性・北投石の聖地
玉川温泉は秋田県仙北市、八幡平の山麓に湧く、日本でも屈指の特殊な温泉です。湯治場として古くから知られ、温泉の世界でも「玉川温泉といえば北投石」「玉川温泉といえば強酸性」と語られる、ある種の「聖地」のような存在ですね。
玉川温泉の特殊性
玉川温泉の源泉「大噴(おおぶき)」からは、毎分9,000リットルもの温泉水が98℃で噴出しています。pHは約1.2の超強酸性。これは草津温泉のpH 2.1よりさらに強烈で、日本一の強酸性泉とされています。
もうひとつの特徴が、北投石(ほくとうせき)。これは台湾の北投温泉と玉川温泉でしか産出しない希少な鉱石で、特別天然記念物に指定されています。微量のラジウムを含むことから、湯治・健康効果の文脈で語られることが多いですね。(ただし温泉法上は放射能泉ではない)
「酸性泉×塩酸主成分×ラジウム微量含有×北投石」という世界的にみてもレアな温泉です。
玉川温泉の入浴剤事情|現地で湯治するのが本筋
玉川温泉は、家庭用入浴剤として手軽に再現できる温泉地ではないかなと思っています。
ちなみに、玉川温泉関連の商品(おみやげ?)では、北投石を使った入浴健康器具・岩盤浴マット・ラドンシートなどがあったりするようですが、家庭用入浴剤というよりは健康器具に近いジャンルにも思えます。価格も数千円〜数万円と幅広く、「家庭のお風呂に入れて温泉気分」というカテゴリーとは少し違う方向ですね。
玉川温泉に興味を持たれた方は、現地で湯治体験をするのが本筋かなと、個人的には思います。湯治の伝統を守り続けている貴重な温泉地の1つなので、完全に観光地化された他の温泉地とはまた違った価値があります。湯治としては、(現実的になかなか難しいとは思いますが)2〜3週間ぐらい滞在して温泉に入るのが最も効果的です。また刺激の非常に強い濃い温泉でもあるので、湯あたりしないように体を慣らしつつ入るのが良いです。
玉川温泉・新玉川温泉(秋田)など
pH約1.2の日本一の強酸性泉。塩酸を主成分とし、ラジウムを微量含有する世界でも稀な泉質です。家庭用入浴剤では再現が難しい玉川温泉は、現地で湯治体験するのが本筋。秋田・八幡平の麓にある玉川温泉・新玉川温泉の宿泊プランから探せます。口コミも高評価。
楽天トラベルで宿を見てみる →④ 草津温泉(群馬)|強酸性pH2.1・湯畑の本物の湯の花
「お医者様でも草津の湯でも 恋の病はコリャ 治りゃせぬよ」の草津節でおなじみの、群馬・草津温泉。日本三名泉のひとつで、湧出量も自然湧出泉として日本一を誇る名湯です。
泉質のキャラクター
草津温泉湯畑源泉の泉質は、「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)」(草津温泉観光協会公式より)。pH 2.1の強酸性で、「酸性泉・硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉」という4つの泉質要素を併せ持つ複合泉質です。
湯畑のあの湯気と硫黄の香り、白濁したお湯、肌にピリッとくる酸性のお湯ざわり。The 温泉ですよね。ただ草津はかなり強い温泉です。あれは複数の要素が組み合わさってできているんですね。
草津温泉の湯の花|湯畑採取の本物
草津温泉のご当地入浴剤として最も「本物」に近いのが、湯畑から採取される本物の湯の花です。これは草津温泉の湯畑で実際に析出した成分を集めたもので、希少品。草津町役場が販売店に卸していると言われており、入手機会も限られます。
本物の湯畑湯の花は、湯畑源泉そのものの成分を含むため、強酸性かつ硫黄を含み、家庭の浴槽との相性に注意が必要です。追い焚きは使えないのが基本ですし、ホーロー浴槽もNG。本物志向の方には魅力ですが、家庭環境を確認してからの購入をおすすめします。現地(草津温泉)に行った時にお店で見かけたら、ぜひお土産にどうぞ。通販では手に入りにくいです。
家庭で使いやすい加工品|湯けむり草津の湯など
本物の湯の花は刺激が強くて家庭で扱いにくい、という方には、湯の花を加工配合した「湯けむり草津の湯」などの商品があります。湯の花を含みつつ、家庭の浴槽でも使いやすいように設計された商品です。本物度合いは①の湯の花100%より少し下がりますが、現実的な選択肢としてはこちらの方が使いやすいかなと思います。また、濃縮液なども売っていてオンラインで買えます。濃縮液は湯畑源泉とは少し違う源泉で、キャラクターは少し異なりますが本物の草津の湯であることは間違いありません。
湯けむり草津の湯入浴剤 湯の花配合(25g×3包)
草津町産の本物の湯の花を配合した、家庭で使いやすい湯の花入浴剤。硫酸Na・塩化Na・炭酸Caに、湯の花(成分表示上は『ミネラル塩』)を加えた、湯畑源泉を意識した設計です。25g×3包の試しやすいサイズ。ホーロー浴槽不可・残り湯洗濯不可など使用条件には注意してください。
入浴剤を楽天で見てみる →⑤ 白骨温泉(長野)|「3日入れば3年風邪をひかぬ」乳白色の湯
長野県松本市、北アルプス乗鞍岳の山麓に湧く白骨温泉。「3日入れば3年風邪をひかぬ」と言われる湯治の名湯で、中里介山の小説『大菩薩峠』で「白骨」の名が世に広まったことでも知られます。
泉質のキャラクター
白骨温泉の特徴は、湧き出したときは透明で、空気に触れて時間が経つと白濁すること。これは温泉成分の硫黄と炭酸成分が空気に触れて化学変化を起こすためです。泉質としては、硫黄泉+炭酸水素塩泉の2要素複合。「絹のような」と表現される独特のなめらかな湯ざわりは、炭酸水素塩泉系の「クレンジング・美肌」のキャラクターから来ているんですね。ほぼ中性〜弱酸性の優しい泉質でもあります
白骨温泉郷には10軒ほどの旅館があり、各旅館に自家源泉と「湯号」(湯の名前)があるのも特徴です。
湯乃季 白骨|温泉分析値ベースの再現品
「白骨温泉の入浴剤」は、温泉分析値をベースに業者が再現したタイプが中心となります。
たとえば温泉の素.com株式会社の「湯乃季 白骨」シリーズ。日本全国47都道府県の温泉地の温泉分析表を基に配合した「温泉の素」ブランドで、温泉療養指導士・カラーコーディネーターが監修しているとのこと。成分は、炭酸水素Na・塩化Na・硫酸Na・メタケイ酸Na・炭酸Caなど(公式表記)。湯色は薄水色、香りはイオウ。入浴用化粧品の分類です。
「温泉地公認」ではないので本物度合いは中位ですが、温泉分析値をベースに作られているのでご紹介しました。「雰囲気を楽しむ商品」と謙虚に書いていますが、本来の泉質キャラクターをかなり意識した設計だと思います。
湯乃季 白骨 温泉入浴剤(約250g・約10回分)
白骨温泉の温泉分析表を基に配合した入浴剤。炭酸水素Na・チオ硫酸Na(硫黄分)・炭酸Caで白骨温泉らしい乳白色のお湯を再現しています。温泉療養指導士・カラーコーディネーターの監修。1,000円ポッキリ送料無料で、自宅用にもギフトにもしやすい一品
入浴剤を楽天で見てみる →白骨温泉自体は、ぜひ一度現地で「絹のような」湯ざわりを体験したい温泉地でもあります。
⑥ 下呂温泉(岐阜)|日本三名泉のアルカリ性・美人の湯
岐阜県・飛騨地方の下呂温泉は、有馬・草津と並ぶ日本三名泉のひとつ。江戸時代の儒学者・林羅山が三名泉を選定したとされる古い由緒のある温泉地です。
泉質のキャラクター
下呂温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。pHが高いアルカリ性で、湯ざわりがツルツル・ヌルヌルする「美人の湯」系です。温泉ソムリエ的には、角質を柔らかくして余分な皮脂や汚れを洗い流すクレンジング効果のある泉質ですね。
水明館オリジナル「下呂の湯」
下呂温泉を代表する老舗旅館のひとつが水明館。この水明館がプロデュースする薬用入浴剤「下呂の湯」は、下呂温泉を再現した水明館オリジナル商品で、お湯がとろーりとする独特の感触が特徴です。
水明館の公式オンラインショップから購入できるので、現地に行けなくても入手可能。下呂温泉のあのツルツル感を家庭で味わいたい方におすすめです。
水明館オリジナル 薬用入浴剤「下呂の湯」
日本三名泉・下呂温泉の老舗旅館「水明館」がプロデュースするオリジナル薬用入浴剤。下呂温泉のとろーりとした湯ざわりを家庭で再現。水明館の公式オンラインショップでも購入できます。
水明館の公式サイトで見る→下呂膏の湯シリーズ|柚子・生姜・なごみの美湯
下呂温泉エリアで江戸時代から続く膏薬「下呂膏」を製造する会社が、入浴剤も展開しています。「下呂膏の湯 天然柚子の香り」「下呂膏の湯 天然生姜の香り」「なごみの美湯」などのラインナップ。それぞれ湯色や香りが違って、お土産としても楽しめます。
⑦ 有馬温泉(兵庫)|世界的に珍しい7成分・金泉と銀泉
兵庫・神戸の有馬温泉は、日本書紀にも記録される日本三古湯・日本三名泉のひとつ。1300年以上の歴史を持つ名湯です。
泉質のキャラクター|金泉と銀泉
有馬温泉が特別なのは、環境省指定9つの主成分のうち7つもの成分が含まれる、世界的にも珍しい多成分の温泉であることです。(※ここでの「9主成分」は、旧来の昔の数え方)
- 金泉:鉄分と塩分を含む赤茶色のにごり湯。塩化物泉系で保温・美肌効果が高い
- 銀泉:無色透明のお湯。炭酸泉やラジウム泉などの組成
有馬には複数の泉源があり、それぞれ成分が少しずつ違います。神戸市が管理する泉源は7か所で、鉄分・塩分を多く含む金泉系と、炭酸泉源・太閤泉などの銀泉系に分かれます。このほか、旅館が独自に確保している源泉も多くあります。
金泉と銀泉を合わせると、有馬温泉は塩化物泉+含鉄泉+二酸化炭素泉+放射能泉という、4つの主要泉質を一つの温泉地で楽しめることになります。さらに炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・単純温泉の要素も含む、まさに「温泉のデパート」のような場所ですね。硫黄泉と酸性泉を除くの7つの泉質の要素が揃っています。
有馬温泉観光協会公認「金泉・銀泉 有馬六湯めぐり」
有馬温泉のご当地入浴剤として、ぜひ知ってほしいのが「金泉・銀泉 有馬六湯めぐり」。これは一般財団法人 神戸観光局でも紹介されている、有馬温泉の6つの泉源それぞれの成分に基づいた6種類の入浴剤がセットになった商品です。
もし現地を訪れたらぜひお土産として購入してみてください。
公式説明によれば、「本品は有馬温泉の温泉分析値を基に配合したオリジナル品」「保湿効果や保温効果が高いといわれる有馬の湯の色やにおいなども可能な限り再現」。有馬でしか手に入れることのできない、有馬の新しい名物のおみやげとして位置づけられているそうです。なお、温泉気分を味わってもらうため香料としてイオウを含みますが、浴槽や風呂釜を痛めるほどではない設計、とのこと。
吉高屋カメ印シリーズ|有馬の老舗の入浴剤
もうひとつ、有馬温泉駅前の老舗お土産店「吉高屋」が販売するカメ印シリーズも外せません。こちらはオンライン通販で買えます。
カメ印は、もともと有馬温泉の湯の花から発展した老舗ブランドで、有馬温泉の金泉・銀泉それぞれの温泉分析書に基づいた医薬部外品の薬用入浴剤を展開しています。有馬温泉のお土産としては定番中の定番ですね。
カメ印自宅湯原料《金湯》得用ボトル500g
明治元年創業の有馬温泉土産店『吉高屋』が手がける、有馬温泉『金泉』(含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉)のイオン組成を研究して作られた医薬部外品薬用入浴剤。塩化ナトリウム主成分・鉄分配合で、金泉らしい保温効果・湯冷めしにくさを家庭で体感できます。2009年神戸セレクションⅢ認定。明治時代の『カメ印湯の花』をルーツとする本格派です。
入浴剤を楽天で見てみる →カメ印自宅湯原料《銀湯》得用ボトル500g
明治元年創業『吉高屋』の有馬温泉『銀泉』(二酸化炭素泉+放射能泉)の温泉分析書に基づいた医薬部外品薬用入浴剤。メタケイ酸ナトリウム・炭酸水素ナトリウムなど保湿成分配合で、銀泉らしい微妙な白濁ととろみのある湯ざわりが特徴。500gの得用ボトルで約20回分、家庭で銀泉気分をたっぷり楽しめます。
入浴剤を楽天で見てみる →⑧ 道後温泉(愛媛)|日本最古の名湯・松山の美肌の湯
愛媛県松山市の道後温泉は、日本書紀にも登場する日本最古の温泉のひとつ。夏目漱石の『坊っちゃん』の舞台としても有名ですね。
泉質のキャラクター
道後温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。泉質的には、「単純温泉」1要素とシンプルです。ただ、pH9という高アルカリ性が湯ざわりの決め手。下呂温泉と同じく「美人の湯」系のなめらかなお湯で、肌のキメを整える効果が期待される泉質です。アルカリ性は皮膚表面の角質層のタンパク質を溶解する作用があるので、入浴後のツルツル感が際立ちます。
愛松物産「道後の湯」
道後温泉のご当地入浴剤として広く流通しているのが、有限会社 愛松物産の薬用入浴剤「道後の湯」。5包入りのメール便対応の個包装で、お土産にもしやすいサイズ感です。
道後温泉本館の周辺商店街(ハイカラ通り)や、道後お土産センター絣屋本店など現地のお土産屋さんで定番の人気商品。みかんの香りバリエーションもあり、愛媛らしさを楽しめます。訪れたときのお土産にいいですね。
⑨ 別府温泉(大分)|日本10泉質中7種類・湯の花とマグマオンセン
大分県の別府温泉は、温泉好きにとっての聖地ですね。湧出量は日本最大級で、温泉ソムリエ的に大きな特徴は日本の10種類の泉質のうち、なんと7種類が別府八湯で揃うこと。まさに「温泉のテーマパーク」のような場所です。
別府で確認されている7泉質は、単純温泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・含鉄泉・硫黄泉・酸性泉。残る3種類(二酸化炭素泉・含よう素泉・放射能泉)は確認されていません。
硫黄泉や酸性泉もあって、火山由来の刺激的な多成分温泉といえますね。
明礬温泉の湯の花|重要無形民俗文化財
別府の中でも特に温泉ソムリエ的に外せないのが、別府明礬温泉の薬用湯の花(みょうばん湯の里)。江戸時代から続く製法で、温泉の噴気と青粘土から結晶を作るという独特の製造方法は、2006年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
明礬温泉は源泉によって泉質に幅がありますが、共通するのは「酸性+含硫黄+硫酸塩+アルミニウム」系のキャラクター。pH1.7〜2台の強酸性源泉もあり、刺激の強い温泉地です。湯の花にも硫黄成分や硫酸塩鉱物が豊富に含まれます。
別府明礬温泉 薬用湯の花(みょうばん湯の里)
江戸時代から続く伝統製法で、明礬温泉の噴気と青粘土から結晶化させた天然湯の花。2006年に国の重要無形民俗文化財に指定された、本物中の本物の入浴剤です。1包10gの個包装で使いやすい25回分。
入浴剤を楽天で見てみる →海地獄の温泉水を配合「マグマオンセン別府」
もうひとつが、「マグマオンセン別府(海地獄)」。別府海地獄の温泉水を噴霧乾燥して配合した40年以上のロングセラーで、有効成分は乾燥硫酸ナトリウム。マリンブルーの湯色も特徴です。
本物の海地獄温泉の泉質は「含食塩酸性泉(ラジウム硫酸鉄を有す)」。硫酸塩泉・塩化物泉・酸性泉の3要素を併せ持つ複合泉質で、入浴剤は扱いやすさのために硫酸塩泉系の成分を主軸に設計されていると思われます。
これらの商品については、別記事の「温泉入浴剤の選び方」でも詳しく書いているので、興味のある方はそちらもどうぞ。
日本の名湯シリーズ「別府」
気軽に試したい方には、バスクリン「日本の名湯 別府」もおすすめです。これも温泉地公認シリーズで、有効成分は炭酸水素Na・乾燥硫酸ナトリウム・塩化K・沈降炭酸Ca・塩化Na。別府の多彩な泉質の中から、炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・塩化物泉の要素を組み合わせた設計です。
⑩ 黒川温泉(熊本)|阿蘇の秘湯・7つの泉質を持つ温泉地
熊本県阿蘇郡の黒川温泉は、田の原川沿いに30軒近い旅館が点在する温泉郷。秘境感あふれる温泉地です。「入湯手形」で旅館の露天風呂を巡る湯めぐり文化で全国的に知られていますね。
泉質のキャラクター
黒川温泉の特徴は、温泉郷全体で7つの泉質を持つこと。旅館ごとに異なる泉質を楽しめます。木材の入湯手形にスタンプを集める湯めぐりも面白い理由のひとつです。
単純温泉・硫黄泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・含鉄泉・酸性泉の7種類です。二酸化炭素泉・含よう素泉・放射能泉以外が揃っています。ちなみに、これは別府温泉と完全に同じ構成で、別府は鶴見岳・伽藍岳の火山活動、黒川は阿蘇山系の火山活動という、九州中央部の同じ地質帯から湧き出していることに由来します。いわば「双子の多成分温泉」という見方もできるかもしれません。
黒川温泉入浴剤|旅館組合公認のバスクリンコラボ商品
黒川温泉のご当地入浴剤として代表的なのが「黒川温泉入浴剤」。これは黒川温泉観光旅館協同組合と株式会社バスクリンのコラボ企画で、温泉地公認の入浴剤です。
黒川温泉現地や公式オンラインショップでは「黒川温泉入浴剤」として、全国のドラッグストアでは「日本の名湯 黒川」として販売されていますが、中身はたぶん同じ商品ですかね。湯色は田の原川の渓流に映る木漏れ日を想わせる「幻想的なにごった黄緑色」、香りは「やさしい野花の香り」と、黒川の里山風景を見事に表現しています。
有効成分は乾燥硫酸ナトリウム・炭酸水素Na・塩化K・沈降炭酸Ca。商品情報には「ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉」と明記されていて、これは黒川温泉が持つ7泉質のうち塩化物泉・硫酸塩泉・炭酸水素塩泉系の要素を組み合わせた設計と読めます。「日本の名湯」シリーズの他の温泉地版と同じくイオウ成分は不使用ですが、緑色のにごり湯と野花の香りで黒川の里山感はしっかり再現されています。
湯守みなと的にも、黒川温泉現地のお土産にも、近所のドラッグストアでの普段使いにも、どちらでも入手できるのが嬉しい商品ですね。
黒川温泉観光旅館協同組合の共同企画入浴剤
黒川温泉のご当地入浴剤として、黒川温泉観光旅館協同組合の共同企画入浴剤があります。黒川温泉が有する7種類の泉質と、秘湯の里山風景をイメージして開発されたもので、田の原川の渓流を抜けるやさしい野花の香り、渓流に映る木漏れ日をイメージした幻想的な緑色のにごり湯が特徴です。1箱5包入り。
訪れたさいのお土産として探してみてください。
日本の名湯「黒川」
バスクリン「日本の名湯 黒川」(販売名:肥後の国の湯 黒川A-a)もあります。温泉地公認シリーズで、有効成分は乾燥硫酸ナトリウム・炭酸水素Na・塩化K・沈降炭酸Ca。硫酸塩泉系を軸にしながら、黒川温泉の多様性を表現した設計です。
温泉地の入浴剤を「お土産」として選ぶ5つの観点
温泉地の入浴剤は、自分用だけでなく、職場や家族・友人へのお土産・ギフトとしても選ばれることが多いですよね。湯守みなと的に、お土産として選ぶときに見ておきたい5つの観点をかんたんにまとめます。ご参考までに。
① 個包装かボトルか
職場でばらまきしたいなら、5包入り・10包入りなど個包装タイプがおすすめ。「道後の湯」「日本の名湯 各種」「下呂膏の湯」などが該当します。自宅用やお世話になっている人へのギフトなら、コスパが良いボトル・大袋タイプ(「滝本の入浴剤」500g、「美肌の湯」600gなど)の方がお得ですね。
② 重量・持ち帰りやすさ
「重くなるので買えなかった」という人は、おみやげ入浴剤では意外と多いんですよね。旅行中の荷物にしたくない場合は、軽い個包装タイプを選ぶか、現地で買わずに通販で取り寄せる方法もあります。今回紹介した商品でも楽天市場や公式オンラインショップで購入可能なものがあるのでそこから選んでみてください。
③ 渡す相手の好みとライフスタイル
盲点になりがちですが、渡す相手のお風呂事情も少し考えておきたいところです。特に湯の花100%系(草津・明礬などの湯の花とか)は追い焚きは使えないので、相手のお風呂環境が分からない場合は、家庭で使いやすい「日本の名湯」シリーズや、温泉旅館オリジナルの再現品の方がもしかしたら安全かもしれません。渡すにしても、追い焚きでは使わないことや、使用後にしっかり洗い流す(そうじゃないと浴槽や配管が痛む可能性あり)ことを言い伝えるとGOODです。
④ 通販で追加購入できるか
気に入ってもらえたあとに「もう一度買いたい」となるかどうかも、お土産選びでは大事なポイントかも。今回紹介した商品の多くは通販でも買えますが、湯畑採取の本物の湯の花のように現地限定・数量限定の希少品もあります。気に入ったら通販で定期的に購入するのも楽しみですし、逆に現地でまとめ買い、というスタンスも一つの楽しみ方ですね。
⑤ 浴槽・追い焚きとの相性
これは何度も書いていますが、本物の湯の花100%系は強酸性・硫黄成分を含むことが多く、家庭の浴槽との相性に注意が必要です。特に追い焚きNG、ホーロー浴槽NG、24時間保温システムなどでは使えない or 推奨されない商品があります。商品パッケージの注意書きを必ず確認してから使ってください。
ギフトや贈り物としての温泉入浴剤については、別記事で詳しくまとめる予定なので、気になる方はそちらもご覧ください。
温泉ソムリエ視点|ご当地入浴剤を楽しむコツ
最後に、温泉地のご当地入浴剤を最大限に楽しむコツを、湯守みなと的にまとめておきます。
入る前に「その温泉地の泉質」を頭に入れてみる
これは温泉ソムリエ取得者として強く感じることですが、温泉地の泉質を知っているかどうかで、現地での体験の深さはもちろん、自宅での入浴剤利用も全然変わります。「草津は強酸性」「有馬は世界的に珍しい7成分」などと知っていれば、入る気分もお土産選びの解像度もまったく違ってきますよね。
もし現地で買って帰ったら、現地の湯の感覚を思い出しながら入る
これは僕の楽しみ方なのですが、現地で買った入浴剤を家で使うときに、現地で実際に入った湯の感覚や、温泉地の空気を思い出しながら浸かると、不思議ともう一度温泉地に戻ったような感覚になります。入浴剤は本物の温泉の代わりにはなりませんが、「記憶を呼び戻すスイッチ」としては最高だと感じています。
まずは通販で気軽に。現地系は限定生産・在庫変動が大きいので「楽しみとして買う」
本格入浴剤では、通販で手に入りやすいものと、そうでない商品があります。普段利用するものとしては、通販で買えるもののなかから気に入ったものをみつけたら良いですよね。そして、現地でしか買えない限定品などは、その場で買うとありがたみや楽しみがより増しますね。
よくある質問(FAQ)
ご当地入浴剤と一般的な入浴剤の違いは何ですか?
ご当地入浴剤は、特定の温泉地の温泉分析値や湯ざわりを再現して作られています。一方、一般的な入浴剤(バブ、きき湯など)は、特定の温泉地に縛られず、疲労回復・温まり・美肌など機能性を軸にした設計です。どちらが優れているということではなく、目的によって使い分けるのが良いかなと思います。
温泉に行かなくても通販でご当地入浴剤は買えますか?
買えるものもあれば、買えないものもあります。本記事で紹介した「日本の名湯」シリーズや、第一滝本館・水明館などの旅館オリジナル品、有馬温泉のカメ印シリーズ、別府マグマオンセンなどは、楽天市場・Amazon・公式オンラインショップなどで購入可能です。一方、湯畑採取の本物の湯の花のような希少品は、現地限定や数量限定のことも多いです。
温泉地公認・温泉協会公認の見分け方は?
パッケージや商品説明に「○○温泉組合 温泉地公認」「○○温泉観光協会公認」などの記載があります。バスクリン「日本の名湯」シリーズや、有馬温泉観光協会公認の「金泉・銀泉 有馬六湯めぐり」などが代表例です。一方、温泉地名だけが書かれていて公認・公式の明示がないものは、再現品(本物度合いはピンキリでいろいろある)と考えるのが妥当です。
子供や赤ちゃんと使えるご当地入浴剤はありますか?
商品によるので、パッケージの記載を確認するのが一番確実です。一般的に、強酸性タイプ・本物の湯の花100%系(草津・明礬など)は刺激が強いので、子どもには不向きかなとは思います。一方、刺激の少ない再現品の方が数としては多いので、子どもと一緒に使いやすいです。初めて使うときは、お子さんの様子を見ながら少量から、というのが基本です。
まとめ|温泉地のご当地入浴剤10選
日本の有名温泉地10か所のご当地入浴剤を、温泉ソムリエの視点でまとめてきました。最後に簡潔に整理します。
| 温泉地 | 泉質キャラクター | 商品例 |
|---|---|---|
| 登別(北海道) | 5つの泉質(滝本館)・白濁の湯 | ・第一滝本館 滝本の入浴剤 ・日本の名湯シリーズ「登別カルルス」 |
| 乳頭(秋田) | 秘湯七湯・乳白色 | ・日本の名湯シリーズ 「乳頭」 |
| 玉川(秋田) | pH1.2の超強酸性・北投石 | ※現地に行って湯治するのが本筋 |
| 草津(群馬) | pH2.1・4つの泉質要素複合 | ・湯けむり草津の湯入浴剤 湯の花配合 |
| 白骨(長野) | 絹のような湯ざわり・白濁 | ・湯乃季 白骨 温泉入浴剤 |
| 下呂(岐阜) | アルカリ性単純泉・美人の湯 | ・水明館 下呂の湯 ・下呂膏の湯 |
| 有馬(兵庫) | 7成分・金泉と銀泉 | ・カメ印自宅湯原料《金湯》 ・カメ印自宅湯原料《銀湯》 |
| 道後(愛媛) | アルカリ性単純泉・日本最古 | ・愛松物産 薬用入浴剤「道後の湯」 |
| 別府(大分) | 10泉質中7種類・別府八湯 | ・明礬湯の花 ・マグマオンセン ・日本の名湯シリーズ「別府」 |
| 黒川(熊本) | 7つの泉質・湯めぐり | ・日本の名湯 シリーズ「黒川」 |
温泉地のご当地入浴剤は、ただの「お土産」ではなく、その温泉地の泉質キャラクター・歴史・文化が凝縮された一品です。温泉ソムリエの知識を持って選ぶと、現地での体験も、家庭でのお風呂時間も、ぐっと豊かになります。
湯守みなとも、これからも全国各地の温泉地を訪れたら、現地のご当地入浴剤を一つは買って帰る予定です。皆さんも、ぜひ次の温泉旅行では、お土産売り場の入浴剤コーナーをじっくり見てみてくださいね。
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